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冬ゴルフの心強い味方 チッパーを試すのなら中古でコスパ良く

2022/02/18 05:00
市販されているチッパーは、ほとんどがルール適応モデル。競技でも問題なく使用できる

冬ゴルフでスコアを崩す原因になりやすいグリーン周りのアプローチ。芝が薄くなっているためにソールが跳ねやすく、普段よりもダフりやトップのミスが起こりがちだ。そんな時こそ役に立つ、パター感覚でランニングアプローチが打てるチッパーの中古状況を調べてみた。

プロギア「R35 ウェッジ」(2005年)は発売から15年以上経過しているが、2010年の新溝規制によるマイナーチェンジを経て、いまだに同社のカタログに載っている現役モデル。ロフト角は35度で8番アイアン相当。中古では7000円前後から見つけられる。

2021年にリニューアルされたオデッセイ「X-ACT チッパー」のロフト角は37度で、8番と9番アイアンの間ぐらいの設定。フェースには合成樹脂のインサートが挿入されており、打感がやわらかくパターのように打ちやすい。中古では1万円台前半からが相場となる。

ウェッジのような形状が好みなら、キャスコ「ドルフィン Running ウェッジ」(2019年)がオススメだ。ロフト角は39度で9番アイアンと同じぐらい。ヘッド重量がしっかりあるのでオートマチックに打て、微妙な距離感を出しやすい。こちらも1万円前後で入手できる。

チッパーは使用者が少ないので中古で見つけることは難しいが、コスパ良く試験的に使ってみたければ、ショップでじっくり探してみてはどうだろう。