ヤマハ中心&レア物も 植竹希望のセッティングを中古で調査
2022/04/29 05:00
国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」で、史上最長となる2時間6ホールのプレーオフを制して初優勝を飾った植竹希望。今回は、3日間を通して好調なショットを支えた使用クラブの中古状況を調査した。
セッティングは契約先であるヤマハのギアを中心に組んでいる。ドライバーはヤマハ「RMX 120 ドライバー」(2019年)を使用。慣性モーメントが大きいツアーモデルで、構えやすくてミスに強い。中古ではカスタムシャフトが装着されても3万円を切る価格からが相場だ。
フェアウェイウッドは「RMX フェアウェイウッド」(2019年)の3番(15度)と5番(17度)を入れている。クセがなく、アベレージゴルファーからアスリートまで使えるモデルで、1万5000円前後から見つけることができた。ユーティリティは「RMX ユーティリティ」(2019年)で、4番(22度)と5番(25度)の2本。こちらは1万円台前半からが相場となる。
アイアンは最新モデル「RMX VD アイアン」(2021年)を使用。ツアーモデルながらミスに強いタイプで扱いやすいが、残念ながら中古では見つけられなかった。
ウェッジは、扶桑電機工業が展開するフソウドリーム「BUCHI VS200 ウェッジ」(52度、58度)を使用する。抜けの良いソールと打感の良さが魅力で、こちらも中古ではレアだ。パターのキャロウェイ「オデッセイ トゥーロン パター マディソン」も、中古ではほとんど見つからない。
どれもアスリート向けで構えやすいモデルで構成しているが、寛容性も忘れていないのが特徴。中古で入手しにくいレア物を含むが、アマチュアは参考になるセッティングだろう。