川崎春花のクラブはアマにも扱いやすく中古で見つかるものばかり
国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」最終日に「64」をマークし、大逆転で大会最年少優勝を成し遂げた19歳のルーキー川崎春花。今回は、淡々としたプレーぶりとは対照的な爆発力を秘めたニューヒロインのセッティングを中古ショップで調査した。
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティまでは、テーラーメイド「SIM グローレ」シリーズ(2020年)を使用。「SIM グローレ ドライバー」のロフト角は10.5度。つかまりが良く、ボールが上がりやすいヘッドで、アベレージゴルファーにも扱いやすい。中古品の数も多く、3万円台から見つかるだろう。
「SIM グローレ フェアウェイウッド」は3W(15度)と7W(21度)、「SIM グローレ レスキュー」は5番(23度)と6番(26度)を入れている。どちらもドライバーと同じくつかまりが良く、ミスヒットに強いのでアベレージゴルファーも安心。フェアウェイウッドは2万円台前半から、ユーティリティは1万円台後半からが相場となる。
アイアンは6番からPWまでミズノ「ミズノプロ 719 アイアン」(2018年)。軟鉄鍛造ながらヘッドサイズは大き目で、フェース反発が高いので飛距離性能も期待できる。6本セットで6万円を切る価格で入手できる。
ウェッジはキャロウェイ「JAWS RAW ウェッジ」(2022年)で48度、52度、58度を使用する。スピン性能が高いモデルで、2万円を切る価格から見つけることができた。
パターはオデッセイ「トゥーロン パター サンディエゴ」(2019年)。中古では探し出すことが難しいレア品だ。
川崎のセッティングはミスに寛容で、アベレージゴルファーでも使いやすいモデルが多い。中古でも見つけやすいものが多いので、話題の新星が選んだクラブを試してみたければチェックして欲しい。