フェアウェイキープ率トッププロ愛用の1Wは?
2018/02/02 05:00
アマチュアゴルファーはショットの飛距離に一喜一憂しがちだが、プロゴルファーはそうではない。たとえその一打の飛距離が出たとしても、次を狙えるところに打てなければ、スコアメイクにつながりにくい。フェアウェイから次のショットを打てれば、当然ながらプレーにおいてかなり有利な要素になる。
では、ツアープロはどのくらいの割合でフェアウェイをキープしているのか? 国内男子ツアーの公式記録によると、2017年のフェアウェイキープ率ランキング1位は稲森佑貴で70.83%。2位の小平智の65.25%を5%以上引き離す驚異的な数値だった。
稲森は2016年のフェアウェイキープ率も71.66%で1位だったが、この時も2位を5%以上引き離した。ものすごく飛ばすというタイプではないが、2015年から3年連続でフェアウェイキープ率1位を維持している。
その稲森が使うドライバーは「ダンロップ ゼクシオ ナイン ドライバー(8.5度)」で、シャフトは「フジクラ スピーダー エボリューション 661X」。ミスに強くてボールがつかまるドライバーに、少しハードなシャフトを入れる組み合わせは、セミハードヒッターのアマチュアには参考になると思う。
やさしいヘッドにしっかりしたシャフトを組み合わせることで、曲がりを恐れずに安心して打つことができる。「ゼクシオ テン ドライバー」が発売され、中古ショップでは「ゼクシオ ナイン」がお手頃価格になり、お買い得感が出てきた。
フェアウェイキープ率1位のプロも愛用するドライバーで、フェアウェイからセカンドショットを打てる機会が増えれば、われわれもスコアアップを期待できるかもしれない。