中古で探るアイアンとユーティリティの境界線
2018/11/09 05:00
ロングアイアンよりもやさしいと言われるユーティリティ。最近ではセッティングに入れていないという人は、もはや少ないのかもしれない。だが、このユーティリティとアイアンの境界線で悩んだことのある人は、意外と多いのではないだろうか。
最近の飛び系アイアンはロフト角を減らし、飛距離重視になっていて、ボールが上がりにくい場合が多い。その結果、せっかくグリーンオンしてもボールが止まらず、こぼれてしまう可能性が高くなるのだ。
目安として、ヘッドスピードが40m/s前後の人であれば、ロフト角が26~27度前後のユーティリティを入れてみてほしい。たとえば「キャロウェイ ローグ スター ユーティリティ」のU6は、ロフト角が26度で、5番アイアンの代わりにちょうどいい。女子のツアープロにも人気が高いモデルで、最近中古ショップでも見かけるようになってきた。
もっとヘッドスピードが速い人ならば、ロフト角24度前後のアイアン型ユーティリティがお勧めだ。「フォーティーン HI-877 ユーティリティ」は色がバナナのようで奇抜だが、ロングアイアンのように構えやすく、中古ショップで1万5千円くらいから手に入るようになった。
アイアン代わりのユーティリティ選びは、いろいろなライから打ってみないと難しいと思うが、そんなときこそ中古ショップを上手に利用してほしい。