中古ギア情報

上田桃子を勝利に導いたパターシャフト

2019/03/29 05:00
「ストロークラボ パター」は米男子ツアーでも使用者が急増している

「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で2季ぶりのツアー14勝目を決めた上田桃子は、使用クラブをなかなか変えないことで知られている。

アイアンは2016年モデルの「APEX」、フェアウェイウッドは13年モデルの「X-HOT PRO」、ドライバーは17年モデルの「GBB エピック スター」(すべてキャロウェイ)と、気に入ったクラブを長く使うタイプの選手だ。

その上田が、この大会の2日目からパターのシャフトだけを替えた。17年から使用している「オデッセイ ホワイト・ライズ iX #1SH パター」のヘッドに、2月に発売された新モデル「オデッセイ ストロークラボ パター」のシャフトを装着したのだ。

このシャフトは、グリップ側がカーボンで先端側がスチールという複合素材。パターのスチールシャフトは通常110~120グラムのところを、75グラムと軽量化している。シャフトで余ったウェイトをヘッドとグリップに分散させ、ストロークしやすくしたという。

今回の上田の組み合わせはプロトタイプなので市販はされていないが、同じ複合シャフトを搭載した「オデッセイ ストロークラボ パター」は、中古ショップでも少しずつ見かけるようになってきた。

このシャフトの効果は実感しやすく、ストロークが安定することで話題になっている。パターに悩んでいるなら、一度試してみる価値はありそうだ。