猫背予防の胸椎トレでトップを減らす
2021/10/28 13:30
ミスのスポーツであるゴルフは技術とともに身体の使い方が重要です。思い描くスイングするためには身体の柔軟性やバランスが必要になります。プロツアー帯同歴が豊富な工藤健正トレーナーに教えてもらうのは『トップのミスを減らすための胸椎トレーニング』です。
胸椎付近の筋肉が固まってしまうと、猫背になったり、背中を動かしにくくなります。スイング中に身体が浮いてしまったり、傾いたり、ミスの原因になってしまいます。また、デスクワークを中心に仕事をする人も、胸椎付近の筋肉が固まっている可能性があるため、筋肉をほぐして柔軟性を高めましょう。
トレーニング1
(1)四つん這いになります
(2)左手を後頭部に置きます
(3)上半身を内側にひねります
(4)身体を開きます
(5)5回繰り返し、右手で行います
トレーニング2
(1)左ひざを立てます
(2)背中にクラブを通します
(3)両手をおへそ付近に持っていきます
(4)上半身を左に向けます
(5)5回繰り返し、右ひざを立て、上半身を右に向けます
トレーニング3
トレーニング3
(1)両腕を胸の前でクロスさせます
(2)前傾姿勢になり上半身をひねります
(3)左右交互に10回ずつ繰り返します
※骨盤を固定し、下半身を動かさないように気をつけます
(取材協力/fmill)
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。