正しいアドレスに 背中の柔軟性を高めるストレッチ
2021/11/18 13:00
スイングの基本は正しいアドレスを作るところから始まります。しかし背中の柔軟性が失われていると、上半身の前傾姿勢をキープできず正しいアドレスを作れません。今回、プロツアー帯同歴が豊富な工藤健正トレーナーに教えてもらうのは『背中を柔らかくするストレッチ』です。
背中が硬い状態だと身体が浮きやすくなりトップはもちろん、ダフりやシャンクとったミスの原因にもなります。長時間同じ姿勢でいると背中が硬くなりやすいです。デスクワークで運動不足を感じている方などもストレッチをお試しください。
トレーニング1
(1)椅子に座り、両手を前方で組みます
(2)肩甲骨を開きながら背中を丸めます
(3)10秒ほどキープし、10回ほど繰り返します
トレーニング2
(1)椅子に座り、両手を両ひざにつきます
(2)左手を右ひざにつきます
(3)右腕を左ひざの方に伸ばします
(4)5秒ほどキープしたら、逆の手で行います
(5)交互に計10回ほど行います
※左手を右ひざにつくことによりストレッチ効果が強まります。
トレーニング3
(1)寝て両手を上に伸ばします
(2)右ひざをあげます
(3)両腕を右に、右ひざを左に倒します
(4)背中の伸びを感じながら5秒ほどキープ
(5)5回ほど繰り返し、逆手と逆足で行います
(取材協力/fmill)
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。