振るBODYメソッド

“尻トレ”でスウェーを撲滅

2021/12/02 13:30
お尻を鍛えることでスウェーを防止できる?(写真AC、作成者:photoB)

トップする原因の一つに、スイング時に身体の軸が動いてしまうスウェーがあります。体重移動を意識しすぎるとスウェーが出やすいと言われます。工藤健正トレーナーによると、スウェーしやすい人の特徴は(1)股関節の柔軟性が失われている(2)背中の柔軟性が失われている(3)お尻の筋肉が少ない、です。

過去の連載で(1)股関節の柔軟性(2)背中の柔軟性、について取り上げてきました。今回はお尻の筋肉を鍛えるトレーニングを紹介します。下半身の安定した筋力アップでミスを減らしましょう。

トレーニング1

内股にならないように気をつけましょう

(1)仰向けになり、両ひざを立てます
(2)お尻を持ち上げます
(3)10回繰り返します
※ ももの裏がきつい方は、かかとをお尻の方に近づけて試してください。

トレーニング2

臀部を鍛えるトレーニング

(1)横向きで寝転びます
(2)左足は伸ばし、右足は90度近く曲げます
(3)左足を上げます
(4)10回繰り返し、逆向きで行います

お腹にも力を入れるのがポイントです

(1)両手、両ひざを床に着けます
(2)ひざを曲げた状態で左足を上げます
(3)10回繰り返し、逆足で同じ動きを行います
※背中が反りすぎないように注意しましょう

(取材協力/fmill

■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール

スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。