ショットミスを減らす背すじキープエクササイズ
2022/07/21 13:00
スイング中に背すじが丸まったり、反ったりしてしまうと、クラブの軌道が乱れてボールにしっかりと当てることが難しくなります。トップやダフリ、スライス、フックといったあらゆるミスの原因にも…。今回ご紹介する背すじの姿勢をキープするエクササイズで、打点やクラブ軌道を安定させましょう。
美しいアドレスをつくるエクササイズ
(1) 両手でクラブを持って後頭部、背中、おしりの3点にクラブが付くように当てます
(2) クラブが3点から離れないように意識しつつ、ゆっくりと股関節から前傾しておじぎをします
(3) おじぎの姿勢からゆっくりと直立姿勢に戻ります
(4) (2)(3)を10回程度くりかえします。
アドレス時に背中がピンと伸びるように。まずはこのエクササイズで美しい姿勢をつくりましょう。
姿勢をキープするための筋力アップエクササイズ
(1) 四つんばいの姿勢になり、クラブを後頭部、背中、おしりの3点に当たるように乗せます
(2) 3点からクラブが離れないように意識して背すじの形をキープしたまま、ヒザをゆっくり浮かせます
(3) ヒザをゆっくり下ろして四つんばいの姿勢に戻ります
(4) (2)(3)を10回程度くりかえします
このエクササイズではスイング中の姿勢をキープするために必要な体幹の筋力アップが期待できます。もし難しいと感じる場合は、慣れるまでクラブを乗せずに行ってみてください。
取材協力/fmill
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。