振るBODYメソッド

ナイスショット率を上げる腕の脱力運動

2022/09/01 13:00
腕に力、入り過ぎていませんか?(写真AC)

良いショットを打とうと意気込むほど、腕に力が入ってミスショットをしてしまいがちです。今回は、ショット前に短時間でできる簡単な腕の運動をご紹介。大事な一打の前に、腕をリラックスさせて無駄な力を抜いておきましょう。

両手を合わせて手首を反らせる

指のつけ根を押し込んで前腕の内側を伸ばします

(1) 両手のひらを体の前で合わせ、左手を半分上にずらします
(2) 両手を右脇付近に移動し、右手の指のつけ根あたりを左手で押します
(3) 逆の手でも同様に行います
(4) (2)(3)を10~15回くりかえします

両手のこぶしをぐるぐる回す

脇を締めたまま両手のこぶしをぐるぐると回しましょう

(1) 両腕のひじを曲げて、両手は軽く握りこぶしを作ります
(2) 脇が開かないように意識しながら、自分から見て右手首を時計回り、左手首を反時計回りにゆっくり10回まわします
(3) 今度は(2)と逆方向に10回まわします

両手の指を組んで「∞」を描く

両手の指を組んで手首を動かし、「∞」の字を描きます

(1) 体の前で両手の指を組みます
(2) 脇が開かないように意識しながら、「∞」の形を描くようにゆっくり手首を動かします
(3) (2)を10~15回くりかえします

今回ご紹介した3つの運動は、いつでもどこでも短時間でできるものばかり。ラウンド中のちょっとした待ち時間に行うことで余計な力を抜き、ナイスショット連発を目指しましょう。

取材協力/fmill

■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール

スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。