スイング中の腕の余計な動きを防ぐストレッチ
2022/09/15 14:00
意識していてもなかなか直せない、スイング中の左ひじの曲がりや脇の開き。腕が余計な動きをすることで、打球も乱れがちになってしまいます。原因の一つとして考えられるのが、関節や筋肉の硬さ。今回ご紹介するストレッチで手首から肩周りまでを十分にほぐし、カッコいいスイングと打球の安定を目指しましょう。
両手を広げて手首を曲げるストレッチ
(1) 両手を真横に広げて手のひらを下に向けます
(2) 両手首をゆっくり反らせて手のひらを外側へ向けます
(3) (1)の状態に戻ってから、手首を曲げて手のひらを内側へ向けます
(4) (1)~(3)を10回程度くりかえします
肩をリラックスさせて腕をまっすぐ伸ばすことを心がけましょう。手首だけでなく、前腕や上腕の筋肉がストレッチされている感覚を得られるはずです。
胸を開く動きをプラス
最初のストレッチに慣れてきたら、胸を開く動作を加えてみましょう。より腕が張って肩周りまで伸びていることを感じられるはず。バックスイングでより深く捻転するためにも、肩周りのやわらかさは大切です。
取材協力/fmill
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。