片手バンザイストレッチで「猫背改善+可動域UP」
2023/05/11 14:00
今回は、前回の猫背改善のための“バンザイ”ストレッチの応用編をご紹介します。今回は片手バンザイストレッチ。猫背の改善に加え、肩甲骨の可動域アップに役立ちます。左右の回転の動きが加わるので、スイングで体を回す動きにつながります。
肩幅に脚を広げて立った姿勢から、クラブを構えるより少し深めに前傾します。
(1)両腕を脱力して下に垂らし、手のひらを合わせます
(2)天井を見上げながら、胸を開く意識で片手を上げます
(3)この時下げているほうの手は動かさず、上げた手と一直線になるようにしてください
(4)上げている方の手のひらは、外側を向くようにしてください
(5)上げた腕は上でキープせず、すぐに下ろしてOKです
(6)左右10回ずつ繰り返します
前回と同じく猫背の改善につながると同時に、肩甲骨の可動域アップにも効果的。肩甲骨がしっかり動くようになればトップオブスイングが深くなり、気持ち良くクラブが振れるようになります。
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。