今日からオレは「腰引け」とおさらばだ たった10回の体重移動ストレッチ
2023/09/14 11:00
ダウンスイングで腰が引けてしまうと、体が開きやすく、スライスや引っ掛けなどいろんなミスが出ます。そもそも腰が引ける原因のひとつは、トップでうまく右側に体重を乗せたとしても、そこからスウェーを怖がって左足にしっかり体重移動ができていないから。今回は、左足に体重を乗せる感覚をつかむストレッチをご紹介します。
両足を大きく広げ、腰を落として前傾します。
(1)手だけを動かさないよう、両手は頭の後ろに組みます。
(2)続いて、ダウンスイングと同じように左側に体重移動しながら上体を左に捻じります。このとき、右ヒジを(仮想の)ボールにぶつけるイメージで動かすと、体重移動がしやすくなります。左足のヒザが伸びると腰が引けてしまうので注意しましょう。
(3)体重移動を行うとき、顔が上を向かないように注意しましょう。顔だけ動かして捻じった気になってしまわないよう、目線はボール位置から左足のつま先を見るくらいのイメージです。最初はゆっくり10回、慣れてきたら実際のスイングに合わせてスピードアップしていきましょう。
両足の幅が狭くなると、どうしてもスウェーになりやすくなってしまうので、両足をしっかり開いて体重移動の感覚をつかむことが大切です。
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。