ジョン・デーリーのスイングがいつまでもカッコいいのは何故?「広背筋」のおかげです
2023/11/09 15:30
大きくてキレイなフォローを作るためには、インパクト直後に右ヒジを縮めないことがポイント。インパクト直後にヒジを曲げてしまうと、ヘッドに急ブレーキがかかって、力が自分に返って来てケガにもつながります。また、フォローに向けて右ひじが伸びていくことで遠心力が発生しますが、その遠心力に対抗するためには広背筋のストレッチが大切です。今回は、背中からわきの下、腕へとつながる広背筋を伸ばす動きを紹介します。
肩幅の広さで足を開き少しヒザを曲げ、両腕をまっすぐに伸ばした状態でクラブを床につきます。
(1)お辞儀をするように上半身を曲げていきます。
(2)頭を腕よりも下に沈め、腰を落としていきます。
(3)20回ほど繰り返します。反動を使うとより効果的です。
ジョン・デーリーもよくやっているというストレッチ。広背筋だけでなく肩や肩甲骨も動かせるので、肩こり予防にもつながります。
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。