振るBODYメソッド

夏には飛ばし屋に大変身!「ねん転体操第2」さあ、やってみよう

2024/05/16 11:44

前回に続き、ねん転差を作るための動きをご紹介します。前回は背筋を伸ばした状態でしたが、今回はより実際のスイングに近い動きになるよう前傾姿勢をキープします。正しい体の動き方をマスターしましょう。

バックスイングと同じようにまず右に上げる

(1) 正面を向いて床と平行になるようにクラブを両手で持ちます。クラブを持つ手はグリップに近いように、右手のひらが上、左手のひらが下を向くようにしましょう。
(2) 右足を前に出し、左足を後ろに下げます。腰から上を曲げて前傾させましょう。
(3) 頭が動かないように注意しながら、左肩があごの下に来るまで胸を回してクラブを上げていきます。
(4) クラブを上げた時に体が傾いたりしないよう、軸をキープ。両足は均等に体重が乗るようにしましょう。
(5) 勢いに任せるのではなく、最初はゆっくり上げてゆっくり下ろすのを5回。慣れてきたら徐々にスイングに近づけるようにスピードを速めていきましょう。右が終わったら足を入れ替えて左足を前に。左サイドを回していきます。クラブを持つ手も左手のひらが上向き、右手のひらが下向きなるよう持ち替えます。こちらもゆっくり5回上げ下げを繰り返しましょう。

足と手を入れ替えて今度は左側へ

体が伸び上がってしまったり、上下のねん転差が上手く作れない人におすすめのストレッチです。下半身が左右に流れてしまう人にも効果的です。

■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール

スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。(大門パフォーマンススタジオ/https://www.daimon-ps.com/)