ネジネジネジ…ヴ~!体全体をまるで「雑巾しぼり」/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.5
2024/08/22 11:00
今シーズン好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第5回は体をひねる動作を強化する「腹筋トレーニング」を紹介する。
ひざまずきの姿勢からトレーニングスタート
(1)左足を前にして足を前後に広げ、右ひざを床について、ひざまずくポーズからスタート。クラブやスティックなどを持ちましょう。
(2)右ひざを浮かし、左ひざは90度をキープ。お腹が出っ張らないよう背筋を伸ばし、おへそに力を入れます。両腕を伸ばして肩の高さまで上げます。
(3)顔・おへそ・下半身は正面を向いたまま、右肩があごの下に来るように両腕を左にひねります。この時、ひざが横に傾いたり、前後にグラグラ揺れないよう注意。ひざの角度をキープしたまま、両足に均等に体重が乗るようにしましょう。
(4)バランスが取れなければ、最初は後ろ足のひざをついてもOK。ゆっくり5回ひねったら、足を入れ替えて右側にひねる動作も行いましょう。
しっかりお腹に力が入っていれば、腕をひねってもおへその向きは正面を向いたままキープできるはず。腹筋&お尻で軸を支えることで、スイング中の体のブレを少なくしましょう。
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。(大門パフォーマンススタジオ/https://www.daimon-ps.com/)