振るBODYメソッド

「お尻」と「内もも」をお手軽パンプアップ/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.6

2024/09/05 11:00

鈴木愛がシーズン中にやっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第6回は体をひねるトレーニングの応用編。より実際のスイングに近い動きで行い、内ももとお尻で踏ん張る感覚を養いましょう。

アドレスの状態から、右足を後ろに上げて片足立ちからスタート

そんなに大きく動かさなくてOK

(1)椅子などに右足のつま先を乗せて足を浮かせます。ひざ下と床が平行になるように。右足は真後ろではなく少し外側、「ハ」の字を意識して立つと、体がブレにくいです。
(2)クラブやスティックを胸の前に持ち、ひざを軽く曲げてアドレスと同じように前傾姿勢を作ります。お尻が後ろに出たり、背筋が曲がったりしないよう注意。
(3)下半身と頭は動かさないように、右肩があごの下に来るように胸を左に回します。浮かしている右足のひざ、ついている左足がブレないよう、内ももとお尻に力を入れるよう意識します。
(4)10回を目安に行ったら、左右の足を入れ替えて左足を浮かせ、今度は左肩があごの下に来るように胸を回します。こちらも10回行いましょう。

内ももとお尻で踏ん張る

慣れないうちはひざがプルプルしてしまいますが、これができるようになれば、内ももとお尻で踏ん張れるようになるはず。スイング中の体のブレを防げます。

■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール

スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。(大門パフォーマンススタジオ/https://www.daimon-ps.com/)