“ひざクロール”で股関節の可動域UP↑/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.8
2024/10/03 11:00
鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第8回は“足クロール”。股関節の可動域を広げるトレーニングだ。
右足を軽く浮かせて片足立ちからSTART
(1)両足を軽く広げて、右足を軽く浮かせた状態からスタート。手はバランスを取れるように広げても、腰に当ててもOK。右脚を後ろから前に回します。軸になる左足がブレないように。どうしてもバランスが取れない場合は、壁に手をついても大丈夫です。
(2)ひざの皿で円を描くように回します。真横からスタートするのではなく、体の後ろから円を描きましょう。足で“クロール”するようなイメージです。
(3)軸にしている左脚の左ひざは伸ばし、左の肩・股関節・ひざ・つま先が一直線になるように意識します。右脚を回そうとすると、左側のお尻やひざが外にブレてしまう人がいますが、左ひざは伸ばして、お尻に力を入れて動かないように注意しましょう。
(4)右の股関節の可動域を広げると同時に左脚も強化。フォローで腰が前に突っ込んでしまう人などに効果的です。10回回したら、反対の脚も回していきましょう。
「後ろ→前」の動きを両脚行ったら、次は「前→後ろ」に“逆クロール”。そちらも片足10回ずつ行いましょう。