腕上げ“スクワット”で背中の柔軟性UP↑/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.10
2024/10/31 11:00
鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第10回は腕を上げたまましゃがみ込むトレーニング。背中の柔軟性をアップさせて、バックスイングで背中の反りすぎを防止しましょう。
(1)クラブを両手で持ち、両足を軽く開いた状態で始めます。ひじを伸ばしたまま腕を頭の上に上げましょう。この際、お腹が前に出たり、後ろ重心になって倒れたりしないように注意。しっかり腹筋に力を入れましょう。
(2)腕はまっすぐ上げたまま、スクワットのようにお尻を後ろに突き出しながらしゃがみます。しゃがんだ際、腕が下がらないよう意識。姿勢がキープできない方は、いちばん下までしゃがまなくても大丈夫です。
(3)背中にテンションを感じながら10回を目安に行います。慣れてきたら下までしゃがみましょう。
スイング中に大事な背中の柔軟性。スタート前にちょっとやるだけで背中が広がって、スイングの可動域も広がってきます。ぜひ試して下さい。
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。(大門パフォーマンススタジオ/https://www.daimon-ps.com/)