振るBODYメソッド

プレーンを安定させる縁の下の力持ち “コーハイ筋”を柔軟に/部位Vトレ #7広背筋編

2025/05/30 11:00

好評の部位別トレーニング。「広背筋」の第1弾です。広背筋は、腕からわきの下、背中の中心全体にかけてある筋肉です。ゴルフでは、トップを作るための柔軟性、ダウンスイングで力を発揮するために使います。まずは柔軟性を高めるためのストレッチを紹介します。

左ひざが流れないように注意して行いましょう

(1)左足を90度に立てて体の前にクラブをつきます。ヘッドを下側にしてクラブを持ったら、左足の外側にヘッドを置いて、右手をグリップエンドに添えます。左手は左腰に当てておきましょう。
(2)クラブを左側に倒すように、右手でグリップを押します。このとき、ヘッドは最初についた位置から動かないようにしましょう。
(3)注意点は、左足の90度をキープしたままにすること。ひざがグラグラ動いたり、体が前後に動いたりしないようにしましょう。腰が右に引けてしまうと意味がないので、お尻の位置はキープ。右手だけで押さずに、右肩の外側とわきが突っ張るようにグーッと伸ばします。

左の広背筋も同じように伸ばしていく

10回を目安に行ったら、今度は右足を立てて同じように行いましょう。

■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール

スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。(大門パフォーマンススタジオ/https://www.daimon-ps.com/)

振るBODYメソッドの記事 記事一覧