振るBODYメソッド

“ゴルファーの腸活”スイングの縁の下の力持ちを鍛える /部位Vトレ #14腸腰筋編 第2弾

2025/09/05 11:00

部位別トレーニング、「腸腰筋」第2弾です。腸腰筋とは、腰から太ももの付け根辺りにかけてついている、上半身と下半身をつなぐ筋肉。ひざを持ち上げたり、姿勢をキープするために使います。ゴルフではアドレスを安定させるために重要な筋肉になります。

ボールをまたいで右足を右側へ。そのあと左足も同じように右側へ

(1)両足を前に伸ばして座り、両手は体の横につきます。足も背中も真っすぐをキープ。
(2)かかとの右横に目印(マーカー)を置きます。
(3)右足を持ち上げ、目印をまたぐようにして目印の右側へ。次に左足も同じように持ち上げて、目印をまたいで右側に持って行きます。
(4)この時、背中もひざも真っすぐ伸ばしたまま。股関節から足を持ち上げるように意識しましょう。5往復を目安に行います。

慣れてきたら、またぐ目印をペットボトルにするなどして、高さを出すと効果的です。

背中を曲げたり頭を前にしたり姿勢を崩さないように

腸腰筋はアドレスの姿勢をよくするだけでなく、下半身を円滑に使えるようになります。スイングの縁の下の力持ち。ぜひ皆さん意識して鍛えてみてください。

■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール

スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。(大門パフォーマンススタジオ/https://www.daimon-ps.com/)

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