シャフトのしならせ方「叩く」or「振り切る」、どっち?/教えて河野祐輝編
2015/07/06 09:00
『叩く』=インパクトで止まるスイング
飛ばしたい気持ちが強くなると、ついボールを叩きにいくスイングになりがちです。『叩く』意識だと手や腕に余計な力が入り、インパクトで止めるスイングになりやすいので、かえってヘッドの走りにブレーキがかかってしまうのです。
当然、シャフトのしなりを利用することもできません。いわゆる“叩けるシャフト”というのは「力んでも、大きなミスになりにくい」という意味で、「叩いて飛ばす」わけではないのです。
腕も“シャフトの一部”だと考える!
ゴルフのスイングは一度移動し始めたら、途中で止まることなく動き続けてフィニッシュまで向かいます。上半身の力みは絶対に禁物! 僕は上半身をリラックスさせ、腕自体もシャフトの一部だと思って振り抜いています。
解説/河野祐輝
1988年5月20日生まれ。愛媛県出身。香川西高校卒業後、豪州のゴールドコーストにゴルフ留学し、帰国後の08年にプロ転向。12年のチャレンジツアーで賞金ランク1位になり、13年はレギュラーツアーにフル参戦。今季は開幕第3戦の日本プロ選手権で9位フィニッシュ
撮影協力/マンシングウェア、石岡ゴルフ倶楽部 ウエストコース