絶対必見!ヒップティルト・アドレス
2013/08/30 10:00
ヒップティルトアドレスの極意
アドレスでは腰を左に少しスライドして、右腰が高くならないようにセットします。Tさんのような、悪い動きが染みついている方は、むしろ、腰を逆「く」の字にするくらいの意識で、セットするのです。
その場で立って、是非試してみてください。まずは、右腰を右に出した状態からの腰の動き。テークバックでは、腰が右に流れやすい感じになりませんか?一方、逆に右腰を出さず、むしろ少し引っ込めた状態で、テークバックすると、腰が右に流れず、逆「く」の字になるはずです。腰は回すというよりもたたむ感じ。右のお尻が後方に行き、右股関節がたたまれる感じにするのです。
Tさんの典型例で、付随して良く見られるのが、トップでの右肘が大きく開くフライングエルボーです。腰が右に流れて、上体が十分回らず、手上げになるので、このような癖が派生してきます。このように、板を左の前腕に付けて持ち、トップまで、板と左腕の前腕が離れないように上げる練習をすると、右肘の浮かないトップに正すことができます。