Turf Life Balance

“歩く”にもスキルがある? 楽しいウォーキングで運動不足解消を

2021/08/19 13:00
歩くことにもスキルがある(Getty Images)

リモートワークは働き方の多様化を生んだ一方で、通勤の機会が減ったことにより運動不足の人が増えていると聞きます。運動不足だけで体調不良を招くわけではありませんが、睡眠に支障をきたす可能性があります。しっかり眠れなくなったり、朝早く目覚めたりする人は、運動不足が原因かもしれません。

運動の機会が減っている人には、歩数を増やすことをおススメします。歩くことが好き、歩いているだけで幸せ、という人は少ないと思いますが、歩き方のスキルを高めることがゴルフの上達につながることを知れば、ウォーキングへの意欲を高められるのではないかと思います。

歩き方を習ったことがある人は少ないでしょう。私もプロゴルファーの師匠に教わるまでは自己流でしたが、ゴルフを上達させるには歩き方のスキルも高める必要があると知り、いろいろな選手の歩き方を観察しました。

歩くことを楽しむ(Getty Images)

そこで私が気づいたのは、スイングを作るうえで歩き方を意識することが重要であることです。試しに今度ゴルフ場に行ったときに、同伴プレーヤーの歩き方に注目してみてください。

ボールを遠くに飛ばす人は、大股で踵(かかと)着地でしっかりと足裏で地面を押せているはずです。逆に飛ばない人は、小股でひざが曲がりがちで、地面に体重を乗せられていない感じがします。これらは一例ですが、地面に体重を乗せるという行動が力強い歩きになり、それが張りのあるスイングにつながっているのです。

ダイエット効果もあるかも?(Getty Images)

これらの感覚をつかむためには片足ケンケンがおススメです。右足でジャンプするときは頭が右に寄るので右軸、左足だと左軸と、左右の軸を体感できます。これらの軸をしっかり保ちながら歩くと、躍動感のある歩きになっていきます。

歩き方をアレンジしてみると、何気なく行っていた「歩く」という行為が、ゴルフ上達のための重要な手段となることで、意欲的に歩けるようになるでしょう。体幹トレーニングにもなるので、ダイエット法にもできるかもしれません。ウォーキングが楽しくなるエッセンスはたくさんあるので、前向きに運動不足を解消させましょう!(平井孝幸・健康経営アドバイザー)

■ 平井孝幸(ひらい・たかゆき) プロフィール

株式会社イブキ代表。東京大学医学部附属病院22世紀医療センター 研究員。15歳でゴルフを始め、3カ月で「75」で回る。慶應義塾大学卒業後、ゴルフ事業で起業。2011年にIT企業に入社。15年から働く人の健康×パフォーマンスアップサポートを開始。2021年、増田哲仁プロとウェルビーイングゴルフプログラム『TenSwing』を開始。近著に「仕事で成果を出し続ける人が最高のコンディションを毎日維持するためにしていること」