堀尾研仁のスイング解析レッスン

第12回 バンカーからの脱出法

2014/05/22 12:00

サラサラバンカーはアウトサイドインが強いと飛ばなくなる

堀尾プロ「正木さんの打ち方は、強いアウトサイドインのエクスプロージョン。このクラブ軌道は必然的に強めのダウンブローになります。この打ち方は、多めに砂が取れやすく、砂の粒が粗いバンカーでは有効ですが、サラサラの粒の細かいバンカーでは、ヘッドの抵抗が大きくなり、エネルギーが砂に吸収されてしまって、飛ばなくなります。どんなバンカーでも安定して脱出するには、砂の見極めとそれに対応した打ち方が必要です。」

粒が大きめにはアウトサイドイン、粒が小さめならインサイドアウトのイメージ

堀尾プロ「バンカーは砂とボールの状況をしっかりと理解して、それに対応した打ち方が重要になります。シビアにピンを狙うのであれば、さらに細かく打ち方を変化させなければなりませんが、脱出を第一に考えるのであれば、軌道とフェースの向きを変えるだけでOKです。砂の粒を確認し、大きければアウトサイドイン軌道でフェースを大きめに開く。砂の粒が小さければ、軽いインサイドアウトかストレート軌道でフェースをほんの少し開くイメージです。そうすればサラサラのバンカーもヘッドが深く潜らず、ボールを前に飛ばすことができます。」

練習場でできるバンカーショットの練習

堀尾プロ「バンカーの練習は、練習場のラバーティを利用すれば可能です。ティをやや低めにセットし、ややフェースを開いた状態でボールを打ちます。その際、ボールが飛ばないダルマ落とし状態や、トップはNGです。正しく打てると軽くティにヘッドが触れて、柔らかい球が出ます。ただし地面のマットにはヘッドが触れないように注意してください。これができるようになれば、大抵のバンカーからは脱出できます。後は状況判断力を磨くこと。砂の粒の大きさを見極めるところから始めて、クラブ軌道を意識してみてください。どんなバンカーでも対応できるようになりますよ。」

1 2 3