プラス1

“体幹”を鍛えよう! 簡単おうちトレーニング方法

2020/05/21 13:00
自宅で鍛えよう! (提供:ぱくたそ、model by 大川竜弥)

前回は腹筋やお尻を鍛えるトレーニングでした。今回は体幹にフォーカスし、自宅で簡単に鍛えることができるメニューをご紹介します。最近、運動不足だと感じているゴルファーの方は必見ですよ!

ウォールストレッチ

太ももの前やお腹、脇の下の筋肉をストレッチしましょう。

ウォールストレッチ(提供:ケアくる)

1:壁にひざがつく位置で右横向きになります。

2:左足はすねとひざを壁につけ、右足は足の裏を壁につけます。
壁に対して片ひざ立ちをしているイメージ

3:おへそを下へ向けるように身体を捻り、床に両手をつきます。

4:床についた両手を遠くへ伸ばすように滑らせ、胸を床に向かって下ろしてストレッチします。

5:体が伸びたところで深呼吸を5回行い、元の姿勢に戻ります。反対の向きでも同様に行います。

テーブルトップ・デッドバグ

腹筋を鍛え、体幹を安定させるためのトレーニングです。

テーブルトップ・デッドバグ(提供:ケアくる)

1:仰向けになり、ひざを90度に曲げ、両手を胸の前に伸ばします。

2:腹筋を使って両足を持ち上げ、すねが床と平行になるようにキープします。

3:右手を左足と対角の方向に伸ばし、手で床をタッチします。

4:元の姿勢に戻し、反対の手足も同様に行います。

5:左右5回ずつ行いましょう。

ハンド&トゥー プログレッション

ハンド&トゥー プログレッション(提供:ケアくる)

1:両手両足を床につき、プッシュアップ姿勢をとります。

2:左手を床から離し、身体を回旋させ、左手を天井へ向けます。

3:左手を戻し、右手も同様に天井へ向け、元の姿勢に戻ります。

4:両手で支えた姿勢から、ひじで身体を支えるプランク姿勢になります。

5:プランク姿勢から、再びプッシュアップ姿勢に戻ります。

※1~5の動作中は床にひざをつけず、頭から足まで一直線にキープすることを心がけましょう。

体幹が弱いと、スイング時の姿勢が乱れ、肩や腰などあらゆる部位の不調にもつながります。これらのトレーニングでは、股関節と身体の回旋可動域を広げ、体幹の安定性を高めることができます。体幹を鍛えてスコアアップを目指しましょう!

(協力/ケアくる

■ 齋木 拓(さいき・たく) プロフィール

鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
スポーツ整形外科、会員制スパ&フィットネスクラブ等で治療や運動指導の経験を積む。アスリートからスポーツ愛好家まで、幅広い年齢層への治療やリハビリテーションを通じて、日常生活やスポーツ競技への復帰をサポートしている。 痛みや不調に合わせ「より効率的な身体の使い方」ができるよう、鍼灸の東洋医学的視点からセルフケアやエクササイズ、食事にまで及ぶ総合的なコンディショニングを身上とする。https://carecle.com/detail/201 クリニックオフィシャルサイト:http://www.loople.jp/