プラス1

大きな筋肉を動かして! 正月太りを予防するトレーニング

2020/12/24 13:00
つい食べ過ぎちゃいますよね…(提供:写真AC、クリエイター: ふみたんさん)

早いもので、あっという間に年末ですね。年末年始はお酒や、脂っこい食べ物を口にする機会が多くなり、正月太りを促す原因となります。

また冬は、寒さによって脂肪を蓄えやすく、身体活動量の低下によって太りやすくなります。特に身体活動量の低下は筋肉量の低下につながり、体脂肪を燃焼しにくい身体へ変えてしまいます。

そこで今回は身体活動量を増やし、正月太りを予防するトレーニングをご紹介します。

クワッドスクワット

クワッドスクワット(提供:ケアくる)

1.腕を胸の前で組み、足を肩幅に開きます。

2.かかとを地面から離さず、ひざをつま先よりも前に出します。

3.椅子に座るように股関節を体の後方に曲げて腰を下ろします。

4.ゆっくりと初めの姿勢へ戻ります。

5.太ももの前の筋肉への刺激を意識して、10回3セット行いましょう。

シングルレッグレイズ

シングルレッグレイズ(提供:ケアくる)

1.仰向けの状態で、なるべくひざを伸ばしたまま両足を引き上げます。

2.左足を上げた位置でキープしたまま、右足は床につかないギリギリの高さまで下ろします。

3.足が床につかない位置で3秒キープしたら、右足を上げ、元の位置に戻します。

4.腹筋や太もも前側の筋肉に刺激が入っていること意識して、左右10回3セットずつ行いましょう。

リバーススノーエンジェル

リバーススノーエンジェル(提供:ケアくる)

1.床にうつ伏せの状態になり、両手を頭上へ伸ばします。

2.顔と両手を床から離して浮かせ、お尻へ向かって円を描くように両手を動かします。

3.姿勢をキープしたまま、両手を頭上へ戻します。

4.背中とお尻に刺激が入っていることを意識して、10回3セット行いましょう。

今回紹介したエクササイズは体の中でも大きな筋肉を多く使うので、エネルギー消費効率の高いメニューです。大きな筋肉を鍛えることで、エネルギー消費量を増やすことができます。

活動量が低下しやすい時期に向けて、太りにくい身体を作り、正月太りを予防しましょう。

(協力/ケアくる

■ 小松聖政(こまつ・きよまさ) プロフィール

全米公認アスレティックトレーナー/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本のスポーツチームや、アメリカの大学のスポーツチーム等でアスレティックトレーナーとして、治療やトレーニング、コンディショニングの経験を積む。スポーツパフォーマンスに特化した知識・経験を活かして、トップアスリートからスポーツ愛好家、トレイナーをサポートしている。