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<プラス1>ゴルファーの乾燥肌対策 第2回:冬ゴルフでの保湿アイテムの選び方

2019/02/14 20:00

湿度が低下する冬のゴルフで、肌の乾燥に悩まされている方も多いと思います。保湿ケアに慣れていないと、何を使えばいいのかわからず、途方に暮れてしまうかもしれません。保湿ケアを怠ると、年々肌は乾燥しやすくなり、シワやたるみ、吹出物など、さまざまなトラブルを引き起こします。

こんにちは、皮膚科医の高瀬聡子です。今回は、冬のゴルフ前に塗りたい保湿アイテムの選び方&塗り方をご紹介します! 保湿に必要な成分も解説しますので、しっかりと乾燥対策をしましょう。

乾燥肌対策に選びたいアイテムの成分

さまざまなスキンケアのなかでも、乾燥肌に対する保湿は効果が出やすいもの。日々しっかりと保湿ケアを繰り返せば、軽めの乾燥肌なら、潤いのある肌を取り戻すことが可能です。

保湿アイテムを選ぶときは、成分に注目しましょう。 肌が乾燥しているときは、セラミド入りのアイテムがお勧めです。セラミドは肌の細胞間を埋める「細胞間脂質」で、水分を挟み込んでキープする働きがあります。加齢によって細胞間脂質は減ってしまうので、普段からセラミドをたっぷりと肌に浸透させ、潤いを補いたいところ。

ただし、セラミド入りのアイテムは価格がやや高いのが難点。代わりとしてヒアルロン酸かコラーゲン入りのアイテムなら比較的安価で、肌の水分保持能力を高めることができます。

乾燥対策には、これらの成分を含んだクリームが必須。肌の乾燥が進んでいる場合は、これに美容液をプラスしましょう。美容液は含んでいる成分量が多いので、しっかりとケアしたいときにはお勧めです。

また、あまりに肌の乾燥がひどい場合は、ワセリンを使いましょう。ワセリンを塗ることで皮脂量が低下した肌に皮脂膜を作れるので、外からの刺激に対して肌を守りながら、水分を閉じ込めることができます。ただし、ワセリンを使用した際は、その他のスキンケアやメイクアップはお休みしてくださいね。

なお、ボディの乾燥肌対策の場合は、顔の皮膚よりも厚いので、これらの成分入りのアイテムを使わなくても大丈夫。普通のボディクリームを塗り、油分を補いましょう。

プレー前&プレー中も保湿ケアを!

次に大切なのは、保湿アイテムの塗り方です。プレー前に上記の成分を含んだアイテムを顔全体に塗る際、頬の高いところは陽に当たって乾燥しやすいので、二度づけをしましょう。鼻も陽に当たるパーツですが、皮脂腺が多くて乾燥しにくいので、二度づけしなくても大丈夫です。

陽に当たって乾燥しやすい部分は、保湿アイテムの二度づけを

乾燥がひどい方は、使用する保湿アイテムの量を増やしてみてください。化粧水や美容液、乳液、クリーム、すべてを普段使う量の倍くらい、たっぷりと肌にしみこませましょう。触ったときにベタつくくらいにしっかりと塗ることで、油分で肌表面に蓋をしてください。

もちろん、プレー中もこまめに保湿ケアをしたいところ。鏡を見ながらのケアはなかなかできないと思うので、スプレータイプのミスト化粧水や、スティック状の保湿アイテムが便利です。 キャディバッグに入れておき、こまめに保湿しましょう。

プレー中のお肌のケアには、ミストタイプが便利でお勧め

なお、紫外線も肌の乾燥につながる原因のひとつです。プレー前にしっかりと日焼け止めを塗り、プレー中もこまめに塗り直しましょう。こちらも、スプレータイプの日焼け止めが使いやすいですよ。

冬の空気乾燥に加え、雨風や花粉、室内のエアコンなど、肌を乾燥させる要因はさまざま。しっかりと保湿ケアをして、ぜひゴルフを楽しんでくださいね。

(協力/株式会社ケアくる

■ 高瀬聡子(たかせ・あきこ) プロフィール

皮膚科医。「ウォブ クリニック 中目黒」の総院長。東京慈恵会医科大学卒業後、同大附属病院に皮膚科医として勤務。2003年にスキンケア化粧品「アンプルール」を立ち上げ、2007年に「ウォブ クリニック 中目黒」を開設する。専門は皮膚科と美容皮膚科。丁寧でわかりやすいカウンセリングによる美容医療と薄毛治療の人気が特に高く、雑誌やテレビでも活躍中。いちばんわかるスキンケアの教科書(講談社※共著)や、ゆる美容事典「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる(講談社)など、著書多数。クリニックオフィシャルサイト https://wove.jp/