女子プロレスキュー!

真冬の朝イチショットを成功させるには? 荒川侑奈

2019/12/18 05:00

「冬場の朝イチショット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーKさんの悩み】
「これからの季節、気温が低く体を動かしにくい朝イチショットでは、どのようなことを意識したほうが良いですか?」

【荒川侑奈のレスキュー回答】
朝イチのショットは、プロでも緊張するシーンです。特に冬場で体が動きにくいと、思わぬ方向に飛んでしまうことが多々あります。なるべく多くを考えずにシンプルに注意点を絞って攻略することをおすすめします。

1. 頭のみを意識する

「頭を動かさない」はド定番のチェック項目ではあるが…

冬場の朝イチは体が固くて思うように動かず、下半身が止まって上体が突っ込んだり、体が回らずに腕だけで振ってしまうことで、ミスにつながります。腕や腰ではなく、頭のみを意識して、スイング中は頭を動かさないことだけに集中します。

2. 糸でつられているイメージ

「頭を動かさない」意識だけでは、スムーズに体が動かない

空の上から頭を一本の糸で吊るされているような、操り人形のようなイメージをもちます。背筋を伸ばし、あごを引きすぎず、目線をなるべく下げないようにアドレス。頭と体を切り離し、首から下だけを動かすような感覚で振っていきます。

3. フォローまで下を見る

手が頭の高さより上に上がった段階で顔が傾く

朝イチではどうしても真っすぐ飛ばしたい気持ちが強すぎて、目標方向に早いタイミングで顔を向けてしまうことが多いです。フォローまでは、下を見続ける意識が重要。前傾角度をキープして、朝イチショットを攻略しましょう♪

【今回のまとめ】真冬の朝は頭、頭、頭!

「意識するのは1カ所だけ~♪」

頭のみを意識する。
でつられているイメージ。
・フォローまでを見る。

取材協力/サザンヤードカントリークラブ

■ 荒川侑奈(あらかわ・ゆな) プロフィール

1995年10月28日生まれ、千葉県出身。9歳でゴルフをはじめ、2015年には「日本女子オープン」に出場。笑顔が絶えない明るいキャラクターでゴルフ番組やレッスン誌にて人気を博す。20年は中国・台湾など海外ツアーに参戦予定。サザンヤードカントリークラブ所属。

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