女子プロレスキュー!

もう池ポチャしない! プレッシャー克服法 荒川侑奈

2020/01/08 05:00

「池・バンカー越えのショット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーRさんの悩み】
「グリーン手前に池があると、必ず入れてしまいます…。プレッシャーに勝つには、どうすれば良いですか?」

【荒川侑奈のレスキュー回答】
池やバンカー越えなど、プレッシャーのかかる場面では、体の動きやスイング以上に、コースマネジメントとメンタルのコントロールが重要です。ハザードを意識しないためのプレッシャー対処法をお教えします。

1. ターゲットの上に視線を送る

落とし所ではなく打ち出し方向を意識する

池やバンカーを意識すると、無意識に体が反応してしまい、ミスの確率が高まります。理想は池やバンカーを無いものと考えること。ピンやグリーン面などのターゲットを見ずに、ターゲット方向の上にある奥の木や雲に視線をもっていきましょう。

2. 体の起き上がり・突っ込みに注意

無意識に体が反応してしまいがち…

反対にアドレスしてからハザードばかり見てしまうと、ボールを上げようと体が起き上がったり、ボールに当てにいく意識が強くなって前方に突っ込みやすくなります。体の軸をキープするためには、視線やメンタルから注意が必要です。

3. 選んだクラブを信用する

あれこれ悩むのはアドレスの前だけ

ターゲットまでの距離を測り、クラブを選び終えたら無心になることも重要です。アドレスに入ってからいろいろ考えすぎて、スイングの強弱や振り幅を変えようとしてしまうのはNG。選んだクラブを最後まで信用して、いつも通り振りましょう♪

【今回のまとめ】とにかく目線は上

「“見る”だけで池ポチャを防ぎましょう」

ターゲットの上に視線を送る。
・体の起き上がり・突っ込みに注意する。
選んだクラブを信用する。

取材協力/サザンヤードカントリークラブ

■ 荒川侑奈(あらかわ・ゆな) プロフィール

1995年10月28日生まれ、千葉県出身。9歳でゴルフをはじめ、2015年には「日本女子オープン」に出場。笑顔が絶えない明るいキャラクターでゴルフ番組やレッスン誌にて人気を博す。20年は中国・台湾など海外ツアーに参戦予定。サザンヤードカントリークラブ所属。

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