女子プロレスキュー!

テークバックしないパタ練が絶対おすすめ! 荒川侑奈

2020/01/29 05:00

「パッティングの安定感」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーRさんの悩み】
「大事なパットをいつも外してしまいます。ストロークを安定させるには、どうしたら良いですか?」

【荒川侑奈のレスキュー回答】
インパクトで手元が緩んだり、フォローで上体が起き上がったり、ストロークが安定しない原因は多々あります。そこで今回は、私も必ず練習メニューに入れている、とっておきのパター練習法をお教えします。

1. フォローの意識が高まる

朝のパタ練メニューのひとつに加えよう

テークバックをせずに、アドレスした位置からボールを押し出す練習法です。テークバックを取らない分、フォローをしっかり取らないとボールは思うように転がってくれません。この練習を反復することでフォローの意識が高まります。

2. 最小限の動きが身につく

テークバックを取ると上体のブレ(画像右)などに気づきにくい

テークバックをしないと、フォローを普段より大きく取らなければなりません。小さなテークバックでもボールを思うように転がす感覚が身につくことで、ストロークに無駄な動きが無くなり、手元の緩みや起き上がりを防ぐことにつながります。

3. フェースの芯を把握できる

ボールの転がりを見ることで新たな発見ができる

ボールを押すだけの練習なので、フェースの芯を体感しやすいメリットがあります。フェース面のどの位置でボールを当てれば一番転がるのか――。普段のパットでは感じられなかったストロークを安定させるヒントが詰まっていますよ♪

【今回のまとめ】絶対おすすめ! な3つの理由

体の軸はブレず理想的なストロークが身につく

・フォローの意識が高まる。
最小限の動きが身につく。
・フェースのを把握できる。

取材協力/サザンヤードカントリークラブ

■ 荒川侑奈(あらかわ・ゆな) プロフィール

1995年10月28日生まれ、千葉県出身。9歳でゴルフをはじめ、2015年には「日本女子オープン」に出場。笑顔が絶えない明るいキャラクターでゴルフ番組やレッスン誌にて人気を博す。20年は中国・台湾など海外ツアーに参戦予定。サザンヤードカントリークラブ所属。

荒川侑奈'sレスキュー 記事一覧