女子プロレスキュー!

バンカーでやってしまいがちな2つの間違い 大江香織

2021/06/16 05:00

「バンカーからのリカバリー率アップ」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーNさんの悩み】
「グリーン周りのバンカーショットが苦手です。基本通りにフェースを開いて打っているのですが、ミスショットばかり…。どのように打てば良いのでしょうか?」

大江香織のレスキュー回答】
多くのアベレージゴルファーは、バンカーショットの基本を熟知しているようで、しっかり理解して打てている人はごく少数に感じます。とても基本的な内容でも、ポイントを押さえるかどうかで、得意不得意が決まると言っても良いでしょう。今回は、そんなバンカーで押さえるべき2つのポイントをご紹介します。

1. フェースをきちんと開いていない

プロは「フェースが真上を向いている?」と思うほど大胆に開く

ひとつは、フェースをきちんと開くこと。意外に多いのが、クラブを通常通り握ってから、フェースを開いている人。これは一見すると開いているようですが、実は上体を傾けて右を向いているだけで、フェースは全く開いていません。

2.「構えて開く」ではなく「開いて構える」

構えてから開くと、ハンドファーストになるだけ(右)

フェースを開くには、アドレスに入る前に開いた状態をつくります。右利きなら右手でクラブを持ち、体の正面でフェースを回転させて開きます。開いた状態を確認してから、逆手である左手→右手の順にグリップを決める手順が正解です。

3. ハンドファーストに構えている

ボール位置にも注目! 真ん中より左足寄りが正解(左)

もうひとつは、ハンドレイトに構えること。多くの人がアプローチショットと同じように、ハンドファーストで構えてしまっています。ハンドファーストに構えると、インパクトでクラブが鋭角に入りやすく、クラブが砂に潜ってしまいます。

4. ボール位置は左足寄り

バウンスが効いてソールが滑りやすい状況を作る

意外と多いのは、アプローチと同様に、ボールを中央または右足寄りに置く人です。バンカーでは必ず左足寄り! ハンドレイトに構えられることで、バウンスが使いやすくなり、砂をエクスプロージョン(爆発)させて打つことができますよ♪

【今回のまとめ】意外と見落としがちな2つの基本

「通常のアプローチショットとは別もの」と大江

フェースをきちんと開いていない。
ハンドファーストに構えている。

取材協力/森永高滝カントリー倶楽部

■ 大江香織(おおえ・かおり) プロフィール

1990年生まれ、山形県出身。7歳でゴルフを始め、宮里藍に憧れて東北高へ。2007年に「東北ジュニア」「東北女子アマ」を制し、09年のプロテストに一発合格。ツアー通算3勝。昨季に惜しまれつつも第一線を退き、現在はレッスン活動やラウンドレポーターとしてゴルフに携わる。

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