女子プロレスキュー!

やっぱコレ必要! 飛ばしにマストな練習法 佐久間夏美

2021/08/18 05:00

姉を目標に日々練習に励む元気娘が初登場!

「1W以外にこちらの2本を使います」

今回から悩めるゴルファーをレスキューするのは、プロゴルファーの姉をもち、自らもプロテスト合格に向けて日々トレーニングに励む佐久間夏美さん。得意のユーティリティであれば、距離が長くてもグリーンに乗せる自信があるという正確なショットは、我々アマチュアも参考にしたいところ。そんな彼女が教えてくれるレッスンは、スコアアップに役立つヒントが満載だ!

「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「年齢とともに飛距離が落ちて困っています。いまより20~30yd飛ばすための良い練習法はありますか?」

【佐久間夏美のレスキュー回答】
飛距離不足は、私も常に抱えている悩みです。どうしたらいいのか? といつも自問自答しながら飛ばしにつながるメニューを考えています。今回は基本的な内容かもしれませんが、飛距離アップにマストだと思う練習法をご紹介します。

1. 先の重い素振り棒を振る

1Wと同じシャフトで作ったオリジナル練習器具を使用

一つ目は、シャフトの先端に重りが付いた練習器具“素振り棒”を思い切り振るものです。インパクトからフォローにかけて、ビュン!と空気を裂く音がなるまで、しっかり振り抜くことで、ヘッドスピードを上げる効果が得られます。

2. 左足を踏み込みながら打つ

勢いのつくスイングテンポも身につく

二つ目は、両足をそろえた状態でクラブを振り上げ、左足を踏み込んでクラブを下ろす練習法です。飛ばしには下半身始動が不可欠。しっかり左足を踏み込むことで、上半身の力には頼らない力強いスイングが身につきます。

3. ウェッジで前傾姿勢を確かめる

短いウェッジを使うことでボールとの距離感を把握しやすい

三つ目は、ウェッジを使ったスイングチェック。クラブが長いドライバーでありがちなのは、前傾の起き上がりによる飛距離ロス。短く重いウェッジで前傾を崩さず振り切る感覚を覚えれば、ドライバーで問題なく振り切ることができますよ♪

【今回のまとめ】重いもの&踏み込みはマスト♪

一本足? 大振り? ここまで上げる必要はなし…

・先の重い素振り棒を振る。
左足を踏み込みながら打つ。
・ウェッジで前傾姿勢を確かめる。

取材協力/カレドニアン・ゴルフクラブ

■ 佐久間夏美(さくま・なつみ) プロフィール

1999年生まれ、茨城県出身。プロゴルファーの姉・綾女(あやめ)の影響で9歳からゴルフを始め、現在はプロテスト挑戦中。BS人気番組「ゴルフサバイバル」「白金台女子ゴルフ部」「ゴルフ 天下!たい平」に出演して人気急上昇。趣味はトレーニングの一環として行っているキックボクシング。

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