やっぱコレ必要! 飛ばしにマストな練習法 佐久間夏美
姉を目標に日々練習に励む元気娘が初登場!
今回から悩めるゴルファーをレスキューするのは、プロゴルファーの姉をもち、自らもプロテスト合格に向けて日々トレーニングに励む佐久間夏美さん。得意のユーティリティであれば、距離が長くてもグリーンに乗せる自信があるという正確なショットは、我々アマチュアも参考にしたいところ。そんな彼女が教えてくれるレッスンは、スコアアップに役立つヒントが満載だ!
「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「年齢とともに飛距離が落ちて困っています。いまより20~30yd飛ばすための良い練習法はありますか?」
【佐久間夏美のレスキュー回答】
飛距離不足は、私も常に抱えている悩みです。どうしたらいいのか? といつも自問自答しながら飛ばしにつながるメニューを考えています。今回は基本的な内容かもしれませんが、飛距離アップにマストだと思う練習法をご紹介します。
1. 先の重い素振り棒を振る
一つ目は、シャフトの先端に重りが付いた練習器具“素振り棒”を思い切り振るものです。インパクトからフォローにかけて、ビュン!と空気を裂く音がなるまで、しっかり振り抜くことで、ヘッドスピードを上げる効果が得られます。
2. 左足を踏み込みながら打つ
二つ目は、両足をそろえた状態でクラブを振り上げ、左足を踏み込んでクラブを下ろす練習法です。飛ばしには下半身始動が不可欠。しっかり左足を踏み込むことで、上半身の力には頼らない力強いスイングが身につきます。
3. ウェッジで前傾姿勢を確かめる
三つ目は、ウェッジを使ったスイングチェック。クラブが長いドライバーでありがちなのは、前傾の起き上がりによる飛距離ロス。短く重いウェッジで前傾を崩さず振り切る感覚を覚えれば、ドライバーで問題なく振り切ることができますよ♪
【今回のまとめ】重いもの&踏み込みはマスト♪
・先の重い素振り棒を振る。
・左足を踏み込みながら打つ。
・ウェッジで前傾姿勢を確かめる。
取材協力/カレドニアン・ゴルフクラブ
■ 佐久間夏美(さくま・なつみ) プロフィール
1999年生まれ、茨城県出身。プロゴルファーの姉・綾女(あやめ)の影響で9歳からゴルフを始め、現在はプロテスト挑戦中。BS人気番組「ゴルフサバイバル」「白金台女子ゴルフ部」「ゴルフ 天下!たい平」に出演して人気急上昇。趣味はトレーニングの一環として行っているキックボクシング。
佐久間夏美'sレスキュー 記事一覧
- 2021-10-06ショートパットが入る“止め打ち”って何? 佐久間夏美
- 2021-09-29パットの距離感 その日の基準をつくるには? 佐久間夏美
- 2021-09-22砂が少ないバンカーでは〇〇しない 佐久間夏美
- 2021-09-15アプローチのフォロー取りすぎていませんか? 佐久間夏美
- 2021-09-08フェアウェイバンカーが得意になる練習法 佐久間夏美
- 2021-08-25足の動きを止めないで 佐久間夏美
- 2021-08-18やっぱコレ必要! 飛ばしにマストな練習法 佐久間夏美