女子プロレスキュー!

足の動きを止めないで 佐久間夏美

2021/08/25 05:00

「ドライバーの方向性アップ」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーQさんの悩み】
「ドライバーショットが安定しません。右へ曲がったと思ったら、次は左へ。こんな時に何か良い対処法はありますか?」

【佐久間夏美のレスキュー回答】
ミスの要因はさまざまですが、ドライバーのミスの主な原因として、下半身の動きが止まっていることが挙げられます。下半身が止まり、上半身だけに頼ると右への押し出し、腕が返ると左へのミスにつながりやすいからです。

1. 足踏みのイメージをもつ

アドレス時も常に左右に動いているイメージ

下半身を止めないためには、アドレス時から常に足踏みをしているイメージをもつことです。練習場では実際に足踏みをしながら、ボールを打つ練習を取り入れています。左右の足をリズミカルに動かしながらクラブを振ってみてください。

2. ハーフスイングから練習する

足踏みの延長でスイングを往復していく

実際のコースでは足踏みをしませんが、頭の中では常に動かしている感覚です。練習場ではハーフスイングから始め、徐々に慣らしながら、振り幅を大きくしていきます。フルスイングできるまで、イメージを持続させてください。

3. かかと体重に注意する

体重が前後に寄っていては左右の動きがスムーズにならない

注意点は、アドレス時の重心の位置。せっかく足踏みのイメージをもっていても、重心がかかと側に寄っていては、前傾が起き上がってバランスを崩してしまいます。足踏みのイメージをもつ前に、まずは前後の体重ポジションをチェックしましょう。

【今回のまとめ】ドライバーショットは足元から

プロの足は止まっているようで実は止まっていない

足踏みのイメージをもつ。
ハーフスイングから練習する。
かかと体重に注意する。

取材協力/カレドニアン・ゴルフクラブ

■ 佐久間夏美(さくま・なつみ) プロフィール

1999年生まれ、茨城県出身。プロゴルファーの姉・綾女(あやめ)の影響で9歳からゴルフを始め、現在はプロテスト挑戦中。BS人気番組「ゴルフサバイバル」「白金台女子ゴルフ部」「ゴルフ 天下!たい平」に出演して人気急上昇。趣味はトレーニングの一環として行っているキックボクシング。

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