女子プロレスキュー!

砂が少ないバンカーでは〇〇しない 佐久間夏美

2021/09/22 05:00

「硬い砂のバンカーショット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーKさんの悩み】
「河川敷コースなどの砂が薄くて硬いガードバンカーで、ダフリやホームランなどのミスへの恐怖がつきまといます。何を注意して打つべきでしょうか?」

【佐久間夏美のレスキュー回答】
砂が少ないときのバンカーショットは、いつものバンカーの対応とは異なります。実はシンプルで、とても簡単な対応なのですが、知っているかどうかで大きな差が生まれます。今回はそのシンプルで簡単な対処法をお教えします。

1. フェースを開かない

バンカー対応に慣れていればいるほど陥りがちなミス

そもそもウェッジはロフト角が付いているので、スクエアでボールにヒットしてもスピンはかかり、ボールは高く上がります。極端にアゴが高かったりピンに近くない状況であれば、フェースは開かなくてOK。特別な打ち方をする必要はありません。

2. 花道からのアプローチと考える

芝の上と一緒と割り切れれば悩む必要なし

砂が少ないときには、通常のバンカーショットのように砂を爆発(エクスプロージョン)させるように打つと、ヘッドは地面に弾かれてしまいます。ポイントはバンカーと思わないこと。芝の上や花道からアプローチを打つ感覚で振りましょう。

3. スタンスの向きもスクエアのまま

ヒールから砂に入れるといった細かいポイントも不要

通常のバンカーのように、ヘッドをボールの手前に入れる必要もありません。芝の上からボールをとらえる感覚で、スタンスは開かずにスクエアのままクラブを短く握り、距離感もアプローチと同じように計算して振ってみてください♪

【今回のまとめ】〇〇の答え=フェースを開かない

砂を取る意識はゼロでも勝手に少量は取れるもの

フェースを開かない
・花道からのアプローチと考える。
・スタンスの向きもスクエアのまま。

取材協力/カレドニアン・ゴルフクラブ

■ 佐久間夏美(さくま・なつみ) プロフィール

1999年生まれ、茨城県出身。プロゴルファーの姉・綾女(あやめ)の影響で9歳からゴルフを始め、現在はプロテスト挑戦中。BS人気番組「ゴルフサバイバル」「白金台女子ゴルフ部」「ゴルフ 天下!たい平」に出演して人気急上昇。趣味はトレーニングの一環として行っているキックボクシング。

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