5番アイアンを自分のものにする練習法 桑木志帆
2022/04/20 05:00
「ロングアイアンを打ちこなせない人」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーの悩み】
「5番などのロングアイアンを打ちこなせません。どのような練習をすれば、ミドルやショートアイアンのようにボールをつかまえられますか?」
【桑木志帆のレスキュー回答】
クラブが長く、ロフト角が立っているロングアイアンは、元々ボールがつかまりにくい構造をしています。ポイントは、ミート率を上げるための振り幅と最適なアドレスの取り方。今回は、5番アイアンでもピンを狙う精度が身につく練習法をご紹介します。
1. ミスの原因は起き上がり
ロングアイアンでの主なミスは、スイング中の体の起き上がり。長い番手を持つことで、つい飛距離を求めてしまうことが原因です。インパクト前から体が起き、手元が遅れてフェースが開くことで、ボールをつかまえ切れない症状が生まれます。
2. ハーフスイングを繰り返す
多くのアマチュアの皆さんはフルスイングで練習していると思いますが、ハーフスイングのほうが前傾の意識を保ちながら振ることができます。振り幅は、肩から肩の高さ。クラブをコントロールできる範囲で練習してみましょう!
3. ひざを折って重心を落とす
ポイントはクラブを短く握り、ひざを少し曲げること。体の起き上がりを抑えるためには、アドレス時から重心を下げておくと効果的です。事前に体勢を安定させることで、スイング中の前傾キープにつながります。
【今回のまとめ】フルショット練習は遠回り!?
・ミスの原因は起き上がり。
・ハーフスイングを繰り返す。
・ひざを折って重心を落とす。
取材協力/みのるゴルフ笹ケ瀬
■ 桑木志帆(くわき・しほ) プロフィール
2003年1月29日生まれ、岡山県出身。4歳でゴルフを始め、中学3年生の時に「中国女子アマチュアゴルフ選手権」、高校3年生には石川遼主催「The “One” Junior Golf Tournament」で優勝。21年実施のプロテストに合格し、同年の新人戦を制した。カラオケが大好きで得意曲はHY「366日」。
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