女子プロレスキュー!

実は難しい! グリーン外からのパットでやっていいこと・ダメなこと 堀奈津佳

2026/01/14 11:00

「グリーン外からパターで寄せたい人」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーSさんの悩み】
「グリーン周辺2~3yd圏内では、決まってウェッジを使用してきましたが、プロの試合を見るとパターを使っているシーンを見かけます。ピンに寄る確率が高まるなら使用したいのですが、打ち方がいまいち分かりません。どのように打つといいのでしょうか?」

堀奈津佳のレスキュー回答】
カラーまで本当に距離がないときや、芝が薄いライでは、私もグリーン外からパターを使うことがあります。ただし、グリーン外という意識が強すぎて、普段と違う打ち方をしてしまうと、芝の抵抗を想像以上に受けてショートしたり、逆にオーバーしすぎたりといったミスが起こりがちです。今回は、グリーン外から狙う際に失敗しにくい、最適なパッティングの考え方と打ち方をお伝えします。

1. グリーン上と同じスピード感を出す

グリーン上と同じ感覚で打つことが成功のカギ

グリーン外のラフは芝の抵抗を正確に計算するのが難しいものですが、打ち出し直後のボールの勢いを活かせば、グリーン上と同じ距離感で転がすことは可能です。そもそも打ち出した直後のボールは十分な初速があり、芝の抵抗を受けにくいため、打ち急いだり、特別に強くヒットさせる必要はありません。理想は、グリーン上を転がるスピード感に限りなく近づくように打ち出すことです。

2. 打ち出しはキャリーととらえる

投げて(キャリー)転がす(ラン)イメージで

グリーン上と同じスピード感を生むには、振り幅で距離感を作りつつ、焦らず一定のスピードでストロークすることが欠かせません。強く小さく「パチン!」とパンチを入れれば芝の抵抗は抑えられますが、その先の距離感まで含めたタッチは最適なものになりにくいです。グリーン外のパッティングでは、ショットのキャリーをイメージするように、打った後はボールが宙に浮くと考えてください。あくまでも、ヘッドはゆっくり大きく動かす意識が大切です。

3. イメージは「ドーン!」

擬音イメージはフィーリングを表現するうえで重要

打ち出す際は「ドーン!」と大砲のように、ボールがゆったり飛び出すイメージを持ちましょう。グリーンエッジとピンの間に着弾し、そこからコロコロと転がっていく様子を思い描いてください。アプローチと同様、キャリーとランの割合を考えて、着地地点(キャリーイメージが終わる地点)を明確にすること。あくまでも私の感覚ですが、「コツッ!」「ドンッ!」ではなく「ドーン!」がベストだと思います(笑)。

【今回のまとめ】大砲のようにキャリーさせる

軌道は大きなアークを描くイメージで

・グリーン上と同じスピード感を出す。
・打ち出し直後はキャリーととらえる。
・イメージは「ドーン!」

取材協力/上総モナークカントリークラブ

堀奈津佳'sレスキューの記事 記事一覧