女子プロレスキュー!

もう次は失敗できない…! OB直後の打ち直しで考えるべき3つのこと 平塚新夢

2026/03/25 11:00

「連続ミスしてしまう人」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーSさんの悩み】
「ティショットの一発目でOB。『もう次は失敗できない…!』と力が入り、頭が真っ白に。結果、打ち直しでも同じミスをしてしまいます…。こんな場面で気をつけるべきことはありますか?」

平塚新夢のレスキュー回答】
同じミスを2度続けてしまうと、そのホールだけでなく、スコア全体を崩す大きな要因となってしまいます。ミスショット直後は、「もう失敗したくない」「同伴者を待たせてしまっている」といった不安が頭の中を占めてしまうもの。では、どうすれば普段通りのスイングに戻すことができるのか――。今回は、ミスをしたときにこそ思い出してほしい3つのポイントをご紹介します。

1. ボールとの距離を変えない

スイングうんぬんではなく 遠いか近いかの判断が特効薬に!

スイングが崩れる最も明らかな動きは、体とボールとの距離が変わってしまうこと。アドレス時にできた距離を維持することこそ、ミスを抑える特効薬になります。首筋をできるだけ長く伸ばし、上から頭を紐で吊るされているイメージで構える。そして、ボールは何となくぼんやり見つめる。ボールを意識しすぎると体は近づきやすくなり、逆に目を外せばミート率は落ちる。適度にぼんやり見ながら、ボールとの距離を意識してください。

2. バックスイングは右にいる人と握手♪

スッと握手する感じこそベストなテークバック

ボールとの距離を変えずにクラブを振り上げる際は、右側に人がいると想定し、その人と左手で握手するくらいの感覚が理想的です。それくらい適度な力加減で左腕を伸ばすことで、左肩が自然に入り、上体をスムーズに回すことができます。反対に手や腕の力が強すぎると、上体は回りにくくなる。体の軸を保ちつつ、左腕をそっと伸ばす。結果として再現性の高いスイングにつながります。

3. トップで“一拍”動きを止める

理想的なトップ(画像左)と打ち急いだときのトップ(右)

握手のようなテークバックを完成させた後は、切り返しで打ち急がないことを心がけてください。ミス直後はどうしても気が焦り、打ち急いでトップが浅くなりがち。トップで“一拍”置く(間をとる)くらいの感覚がベストです。通常のリズムを取り戻すことが目的ですが、呼吸を整えるのと同じ効果も期待でき、ミスを繰り返さない落ち着きを取り戻すことにもつながります。

【今回のまとめ】焦っているからこそ即効ケア!

“変えない感覚”が大ミスを防ぐ

ボールとの距離を変えない。
・バックスイングは右にいる人と握手♪
・トップで一拍動きを止める。

取材協力/カレドニアン・ゴルフクラブ

■ 平塚新夢(ひらつか・あむ) プロフィール

2000年生まれ、宮城県出身。9歳でゴルフを始め、中学3年で「世界ジュニアマッチプレー選手権」優勝。高校3年でステップアップツアー「静ヒルズレディース」を制した。成人スチル病を乗り越え、24年プロテスト合格。昨年「中国新聞ちゅーピーレディース」でプロ初優勝。男性アーティスト「Da-iCE」の大ファン。

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