腕のローテーションでつかまえて飛ばす! 竹村真琴
2014/06/18 10:00
フェースは“開いて閉じる”が基本
【アマチュアゴルファーの悩み】
「万年スライスに悩んでいます。握り方もフックグリップにしているのに、スライスしてしまうのはナゼ?」
ボールをつかまえるポイントはスイング中にフェースを開閉すること。まっすぐ飛ばすためにはフェース向きをスクエアにしておくと思う人がいるかもしれませんが、スイング中はフェースが開いて閉じるのが正解なんです。この動きができれば、遠心力も働いて飛距離UPにつながります。フェースの開閉は手先で操るものではなく、腕をローテーションさせて作り、動きを安定させます。しかし、多くの方がダウンスイングで左ヒジを引いてしまったり、体の開きが早かったりと、ヘッドが遠回りする動きをしているため、ボールに力を伝えきれていません。腕全体を柔らかくローテーションさせ、ヘッドを効率的に動かせば、ボールがつかまり飛距離も伸ばすことができます。
竹村真琴(たけむら・まこと)
1990年5月11日生まれ、大阪府大東市出身。小学生時代は2001年、2002年に関西小学生ゴルフ選手権を連覇して頭角を現す。中学時代は2004年に全国中学校ゴルフ選手権、関西ジュニアを制覇。2005年には日本ジュニアゴルフ選手権(女子12~14歳の部)で優勝。つくば開成高卒業後、2009年7月のプロテストに一発合格。同年9月にツアーデビューを飾る。三姉妹の三女で長女は女優の竹村愛美、次女は女子プロの竹村千里。