女子プロレスキュー!

“アイアンでダフり・トップが出るのはナゼ!?” 高島早百合

2014/07/16 09:00

ボールを上げたい意識がミスを招く

【アマチュアゴルファーの悩み】
「フェアウェイの絶好のポジションなのに、ダフりやトップをしてしまうのはなぜ!?」

アイアンショットでもっとも多いミスといえばダフリとトップです。大きくダフれば飛距離が全く出ずに同じような距離をもう一度打たなければいけませんし、トップすればグリーンを勢いよく転がってオーバーすることだって考えられます。ダフリとトップのミスに悩む人は、まず意識を改革する必要があります。「ボールを上げたい」「高い球を打ちたい」「飛ばしたい」という意識は捨ててしまいましょう。ゴルフクラブにはロフトがあり自然にボールは上がるもの。ですからボールを上げる動きは必要ありません。それにアイアンは飛距離を稼ぐクラブではありません。飛ばしたいなら番手を上げればOK。飛ばしたい気持ちが力みを生み、ミスを招くのです。

高島早百合(たかしま・さゆり)

1992年9月3日生まれ、京都府京都市出身。中学入学直前に父の勧めでゴルフをはじめ、ゴルフの名門・東北高校へ進学。2010年に東北ジュニアゴルフ選手権を制し、東北女子アマチュア選手権でも2位に入った。高校卒業後の2011年、プロテストに一発合格。173センチの長身を活かしたスイングから放たれるドライバーショットは、平均250ヤードを超える。清楚なルックスも相まって、活躍が期待される若手のひとりだ。

腕ですくい打つ動きがダフリ・トップに≫
1 2 3 4