女子プロレスキュー!

“スタートで差がつく!朝の準備法” 笹原優美

2015/08/26 09:00

「逆打ち素振り」でリセット!

ゆっくり4~5回が目安!

スムーズにスイングするためには、やはりストレッチも必要です。まずは「逆打ち素振り」。(右利きの場合)右打ちばかりのスイングで振っていると、体のバランスを崩してしまうことがあります。ですので、積極的に逆打ち(右利きの場合は左打ち)の素振りを取り入れるようにしています。ゆっくりと体全体を使い、偏った感覚をリセットするのが狙いです。

クラブを持って「イチ、ニ♪」

クラブを下ろしたときは胸を反る

また「上半身のストレッチ」も効果的です。クラブの両端を握り、腕を前後に動かしましょう。最初は無理のない範囲で十分に両手の間隔を空け、ゆっくりと行います。肩まわりから肩甲骨に効くストレッチで、トップやフィニッシュでの可動域が広がります。

カートで屈伸!

「これが結構、効果的!」(笹原)

「下半身のストレッチ」も効果抜群。胡座をかくように片足を組んだら、ゆっくりと上体を前屈させましょう。これは大臀筋のストレッチとなり、下半身のブレを防ぐことにつながります。

「準備万端」こそ、最大の武器!

ティを挿すまでが、「差がつく」分かれ目!

フィニッシュまで振り切る理想的な朝イチショットのためには、練習もストレッチも十分準備をして挑みましょう!

笹原優美(ささはら・ゆみ)
1992年8月4日生まれ、東京都練馬区出身。父の勧めで11歳からゴルフを始め、高校はゴルフ部のある法政大高校に進学。和田泰朗コーチに師事し、ゴルフに対する考え方を変える。2010年は「日本ジュニア」、翌11年には「日本アマ」に出場。今季はQTランキング61位を利用してツアー参戦中

有馬ロイヤルGC

撮影ホール/
ロイヤルコース 1H Par5(C.T 535y、R.T 490y)
広々としたフェアウェイで、ティショット、セカンド、ともに気持ちよく打てるロングホール。反面、サードショットは打ち上げで距離感が掴みにくく、2段グリーンとともにゴルファーの行く手を阻む

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