女子プロレスキュー!

楽々2オン! FW&UTの飛距離アップ 井上莉花

2015/10/07 09:00

セカンドショットをしっかり飛ばすには…!?

傾いてよいのは、ティアップしたドライバーショット

【アマチュアゴルファーの悩み】
「長いミドルホールやロングホールでバーディを取りたいのですが、飛距離が足りません。2オンも狙えるセカンドショットの飛距離アップ法を教えてください」

距離の長いミドルホールやロングホールは、アマチュアの皆さんが大叩きしてしまいがちなシチュエーション。今回は長いクラブでのセカンドショットをしっかり飛ばす技術、フェアウェイウッド(以下FW)とユーティリティ(以下UT)の飛距離アップについてレッスンしていきましょう。

“ミート率”重視!

「そもそも芯を捉えないと、飛びませんよ」(井上)

飛距離を求めるうえで、まず大切なのはミート率を上げること。「ここ一番で飛ばしたい!」という気持ちが強すぎると、スイングが崩れてミスを招き、結果的に大叩きしてしまいます。まずはしっかりとボールの芯を捉えることを重視させます。そのうえで飛距離アップするにはどうすればよいかを考えましょう。

軸をまっすぐキープ!

インパクトでのボールの押し込みも飛距離アップにつながる

ポイントは2つ。ひとつは軸をまっすぐキープすること。飛ばそうと思うと、アドレスから右肩を下げて高い球を打とうとしたり、ダウンスイングで既に顔が上がり、右肩が下がってあおり打ちをしてしまう人が非常に多いです。それは軸自体が右に傾いてしまっている証拠。アドレスからフィニッシュまで、軸は地面と直角にまっすぐキープです!

グリップエンドは「おヘソ」へ向ける

言い換えれば、「体の正面でボールを捉える」ということ

もうひとつのポイントは、グリップエンドは常におヘソを向けるようにすること。上半身、下半身、腕がバラバラの動きをしてしまってはミート率が下がるだけでなく、スイングスピードも遅くなり、飛距離ロスにつながります。

腰の高さまで我慢!

特にフォローでの意識が重要!

フォローは、腰の高さまでおヘソとグリップエンドがつながっているような意識を持つことです。上半身、下半身、腕が同調し、フェースの芯でボールを捉えやすくなります。

ボール手前をこする素振り

イメージ通りの“こすり具合”になるまで反復しよう!

この2つを意識してスイングすれば、大きなミスになることは少ないはず。また実際にショットに入る前、ボールの手前の芝をこするように素振りをして軌道をチェックすると、更に精度が上がりますよ。

おすすめは「ステップ素振り」!≫
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