“油断大敵! パー3のティショット” 井上希
2016/01/06 09:00
打ち上げ・打ち下ろしは、「目線」に注意!
打ち上げや打ち下ろしのホールでは、目線の使い方に注意! 打ち下ろしでは目線が下がりやすく、体が開いて突っ込みやすいのがミスの典型。一方、打ち上げで目線が上がってしまうと、右サイドに体重が残りやすく、様々なミスを誘発してしまいます。
いずれのケースも適切な高さに仮想のピンをイメージすること。そして、いつもと同じ高さにボールを打ち出すことを心がけましょう。
中途半端な距離は、「グリップの長さ」で対応!
ホールによっては「7番では大きいけど、8番では届かない」などの中途半端な距離の場合もあります。これには、振り幅などで調整する人も居ますが、私はグリップのみで調整することをおすすめします。使用するのは、必ず大きめの番手。調整するのはグリップの長さだけです。
通常より指2本分短くするだけで、簡単にマイナス5ヤードの調整ができるのです。あとはいつものようにフルスイングするだけ。更に短く握れば、意識的にスイングも小さくなり、どれだけ強く振ったとしても飛び過ぎることはまずありませんよ。
井上 希(いのうえ・のぞみ)
1988年11月1日生まれ、福岡県春日市出身。小学生の時に父親に連れられ練習場に行ったのがゴルフを始めたきっかけ。その練習場で出会った古屋京子プロに憧れ本格的にゴルフを開始。中学からゴルフの強豪校である沖学園へ進学。その後3度目のプロテストに合格
撮影ホール/
14H Par3 Reg.160y(A)139y(B)、Back.178y(A)159y(B)
林と池が織りなす、美しい景観が楽しめるショートホール。距離がない分、打ち下ろしと風の計算だけに注意して臨みたい