女子プロレスキュー!

ほんのちょっとを打てますか? 大山亜由美

2017/06/11 18:00

“アプローチの練習法”をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーIさんの悩み】
「グリーン周りのアプローチが安定しません。もっとミート率を良くするにはどんな練習をすれば良いですか?」

大山亜由美のレスキュー回答】
私がアプローチで大切にしているのは、どんなに短い距離でも体を使って打つことです。たったキャリー1ydでも、手先だけで打っていてはトップやザックリといったミスにつながります。

“ほんのちょっと”を安定して打つ練習法

体を使ったアプロ―チを身につける練習法は、キャリー1ydを打つというドリルです。

この“ほんのちょっと”の距離を、何球も続けて一定の高さで打てるようになってください。「1ydなんて簡単だよ」と思われるかもしれませんが、しっかりとボールにコンタクトできていないと、この“ほんのちょっと”が意外と難しいのです。

“手首”と “前傾角度”はアドレス時のまま!

手先だけで打っているアプローチでは、安定して同じ高さを打つことが難しく、目標よりオーバーしたりショートしてしまうはずです。必ず手首の角度はアドレス時のまま、クラブは体全身で操作すること。前傾角度をフィニッシュまでキープして打つことがポイントです。

“片手ドリル”も効果あり!!

地味なドリルなので根気がいりますが、百発百中といえるくらいまで反復練習をしてみてください。慣れてきたら、片手のみで1ydのキャリーを打つこともおすすめです。右手も左手も、より手首をロックする力が必要で、難易度が高くなる分、安定した体の動きが身につきますよ♪

【今回のまとめ】 アプローチ練習法のレスキュー♪

・1ydのキャリーを打つドリルがおすすめ!
・手首はロックしたまま、前傾角度キープ
・安定感が生まれるまで反復練習
・片手ドリルも効果あり!

取材協力/島津ゴルフ倶楽部

■ 大山亜由美(おおやま・あゆみ) プロフィール

1994年生まれ、鹿児島県出身。高校時代に出場した2011年の国体で2位に入るなど輝かしい経歴を持つ。2015年プロテスト合格。今季はステップアップツアーを主戦場にレギュラーツアーを目指す

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