女子プロレスキュー!

片テマで3パット撲滅!? 大山亜由美

2017/06/25 18:00

“パッティングの練習法”をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーAさんの悩み】
「どんなにショットが良くても、3パット連発でいつも撃沈…。どのような練習をしたら、3パットを減らせるのでしょうか?」

大山亜由美のレスキュー回答】
3パットを減らすには、ロングパットとショートパットで、左右どちらかの手を意識させることです。どちらも何気なく同じように打ってしまうと、“距離感”も“方向性”もどっちつかずになってしまいます。

片手のみのパット練習が効果的!

私が考える3パット撲滅の練習法は、片方それぞれの手の役割を認識するメニューです。両手を使ったストロークでは体感しにくい、右手で“距離感”、左手で“方向性”、それぞれの手の役割を体得していきます。

右手で“距離感”をつかむ!

まずは右手一本での練習法。右手では、ロングパットの練習を行います。まずは10mくらいの距離を、ある程度思い通りに運べるまで打っていきます。距離感をつかんだら、次は7m、その次は5m…と徐々に縮めていきます。

左手で“方向性”の上げ方を覚える!

右手の練習が終わったら、次は左手の練習です。左手一本で1メートルの距離を反復していきます。方向性を上げるために、フォローでヘッドをまっすぐ出すためには、左手の使い方が必須。どうしたらボールをまっすぐ転がせるか、左手で感覚をつかみます。

右手・左手、それぞれの役割を明確にする!!

“距離感”“方向性”どちらも得ようとして何となく打ってしまうと、どうしてもそれぞれのミスする動きがつかみにくいものです。ロングパットでは右手、ショートパットでは左手の感覚を重視して打ってみてください! 皆さんもこの練習メニューで3パットを撲滅しちゃいましょう♪

【今回のまとめ】 3パット撲滅のレスキュー♪

・状況に応じ、左右どちらかの手の意識を重視する
・効果的な練習法は、片手ドリル
・右手でロングパットを練習する
・左手でショートパットを練習する

大山亜由美編・終了)

取材協力/島津ゴルフ倶楽部

■ 大山亜由美(おおやま・あゆみ) プロフィール

1994年生まれ、鹿児島県出身。高校時代に出場した2011年の国体で2位に入るなど輝かしい経歴を持つ。2015年プロテスト合格。今季はステップアップツアーを主戦場にレギュラーツアーを目指す

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