女子プロレスキュー!

フェアウェイウッドのミスを減らす右ポジCheck セキ・ユウティン

2018/10/21 11:00

「FWでのショット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーXさんの悩み】
「フェアウェイウッド(以下FW)でミスショットを連発してしまいます。ミスを最小限に抑えるには、どうしたら良いですか?」

セキ・ユウティンのレスキュー回答】
FWのショットで重要なポイントは、アドレスでの体のポジション取りです。チェックポイントはたくさんありますが、私が大切にしている2つの項目についてお話しします。

1. 右手の位置を探る

右利きのティンティンはボールに近い右手を意識

一つ目のポイントは、アドレス時の右手の位置です。右手とボールが近すぎると、手を振るスペースがなくなり、前傾が起き上がりやすくなります。一方、ボールから離れすぎると、両わきが開いて手打ちスイングになってしまいます。

2. 目安は握りこぶし2個分

前傾がしっかり取れていれば自然とスペースは空く

正しい右手の位置を探るには、前傾のとり方と脱力が必要です。背中を丸めるのではなく骨盤から上体を傾け、腕をダラ~ッと下げます。右手とお腹との間が、握りこぶし2個分ほど空いていることが目安です。

3. スタンス幅を探る

手→足 の順でチェックするとスムーズ

二つ目は、右足の位置です。FWをうまく打つには、フィニッシュまでバランス良く立てていることが重要です。右手の確認を終えた後は、最後まで体の軸がブレにくいスタンス幅を探っていきます。

4. 右足を肩幅より半歩広げる

スタンス幅は右足で調整する(※前回参照)

スタンス幅を調整するには、右足を動かします。肩幅と同じ広さにする7番アイアンと比べ、FWはそれより半歩だけ広げてスタンスを取ります。右手&右足のポジションを確認して、FWを攻略しましょう♪

【今回のまとめ】右手&右足のポジションをCheck!

・右手とお腹の間を握りこぶし2個分空ける。
・右足を右側に半歩広げる。

取材協力/ザ・カントリークラブ

解説/セキ・ユウティン
1998年生まれ、福井県出身で5歳まで日本で過ごす。中国に渡り7歳からゴルフを始め、16歳でプロ転向。2016年に中国ツアーの賞金女王に輝く。昨季より日本ツアーにも参戦。国内外問わず活躍の幅を広げている。

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