女子プロレスキュー!

ダフリ癖は腕ではなく足で直す エイミー・コガ

2019/03/06 05:00

「アイアンのダフリ克服」をレスキュー♪

「腕より足の意識」というのがエイミー流

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「ミドルアイアンを持つと、急にダフリ癖が発生します。チェックポイントを教えてください」

エイミー・コガのレスキュー回答】
ショートアイアンは良いのにミドルアイアンになるとダフるということは、少しでも飛ばしたいという気持ちが出てしまうことが要因と考えられます。無意識にスイングや体重移動を大きくして、タイミングを崩していないでしょうか。

1. ダフリの要因は不十分な体重移動

体重が右足に残っているとクラブがボール手前を叩いてしまう…

大きなスイングは、バックスイングで右足のかかとに体重が乗りやすく、切り返し以降で左への体重移動が不十分になってしまいます。右足のかかとではなく、右足の内側で体重を受け止める意識をもってください。

2. 右ひざをキープする

右ひざの高さを変えない

私が意識していることは、右ひざの位置をキープすることです。右ひざの位置を変えず、切り返し以降で左足の人差し指に体重が乗るように意識してみてください。体重が自然と左足へ移動し、ダフリ癖を直すことにつながります。

3. ボール位置を右足寄りに置く

ラウンド中の応急処置として頭に入れておこう

それでもダフるようなら、ボール位置を通常よりボール1個分右足寄りに移動し、体重移動が少しでもカバーできるようにしておきましょう。弾道は低くなりますが、ミート率はアップしますよ♪

【今回のまとめ】足の意識でダフリ克服

・スイング中は右ひざをキープする。
・切り返し以降、左足の人差し指に体重を乗せる。
・ボール位置を右足寄りに置く。

取材協力/オリエンタルゴルフ倶楽部

■ エイミー・コガ プロフィール

1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属。

エイミー・コガ'sレスキュー 記事一覧