女子プロレスキュー!

アプローチで右手首の角度を保つには? エイミー・コガ

2019/03/20 05:00

「ランニングアプローチ」をレスキュー♪

右手首キープは目的であり手段ではない

【アマチュアゴルファーCさんの悩み】
「ランニングアプローチで意識していることは何ですか?」

エイミー・コガのレスキュー回答】
最も大切なことは右手首の角度をキープすることです。アドレスでややハンドファーストに構えたら、その角度を保ってインパクトを迎えることで、イメージ通りのランニングアプローチが打てます。

1. 手首を意識してはダメ

手首を使っていてはダフリもトップも出る

手首をキープするためには、手首に意識をもっていてはいけません。手首の力は全身の動きと比べてごく少量。体の動きに負けて、逆にインパクトでボールを当てにいってしまったり、早めに解けてロフトが寝てしまうことにつながります。

2. 三角形を意識する

意識の分散が効果的

意識するのは、両肩のラインと両腕でつくった三角形です。この三角形を崩さないことに集中することで、両肩・両腕・両手・クラブ、すべてが一体感を持ち、手首が暴れることを防いでくれるのです。

3. リズムを崩さない

速すぎず遅すぎず自分のリズムを把握しておこう

もうひとつのポイントは、テークバックとフォローを一定のリズムで振ることです。三角形を崩さないためにはスイングリズムが重要。体の軸のブレを抑え、上体をスムーズに回転できれば、右手首の角度は必ずキープできますよ♪

【今回のまとめ】意識せずに右手首キープ♪

・両肩と両腕でつくった三角形を崩さない。
スイングリズムを一定にする。

取材協力/オリエンタルゴルフ倶楽部

■ エイミー・コガ プロフィール

1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属。

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