パットが上手い人の共通点は?「初速がゆっくりで伸びのいい球」【青木瀬令奈のThe Putting World#1】
女子ツアーで一、二を争うパットの名手・青木瀬令奈による連載、「The Putting World」がスタート。パッティングの考え方、ストロークのコツ、ラインの読み方、距離感の出し方など、彼女の頭の中、その世界観をじっくりとひも解きます。第1回目はストロークのハナシ。
目次
- 1.ヘッドを感じられるようにしたい
- 2.ヘッドを丁寧にゆっくり上げる
- 3.力を抜くとヘッドを感じられる
- 青木瀬令奈のパッティングストロークをご覧ください
1.ヘッドを感じられるようにしたい
ストロークで大事にしているのは、「ヘッドを感じられる」状況を作ること。ヘッドに仕事をさせられると、「初速がゆっくりと出て球の伸びがいい」パッティングになりやすい。球の伸びがいいと、カップ際の傾斜にも影響されにくいので、入る確率は上がります。「初速がゆっくり&球の伸びがいい」は、パッティングが上手い人の共通点です。
2.ヘッドを丁寧にゆっくり上げる
ヘッドを感じるために、ゆっくり丁寧に上げることを心がけています。ゴルフというのは「静」から「動」の動き。テークバックでヘッドがアウトに上がったり、手首を使ってインに上げたりが起こってしまう。ヘッドの重さを感じながらゆっくりとテークバックすることで、振り子のようにストロークできるのが理想です。
3.力を抜くとヘッドを感じられる
ヘッドを感じるポイントは、肩まわりの力を抜くこと。上体の力を抜けば、手先を使ってヘッドを上げることも減るはずです。私の場合は首と肩、わきの下をチェックポイントとして気を付けています。シャドースイングをする際は極限まで力を抜く。グリップはクラブが抜けないように支えるだけと考えてください。顔だけを起こして一点集中して素振りをすると、肩が自然に動くようになります。
青木瀬令奈のパッティングストロークをご覧ください
■ 青木瀬令奈 プロフィール
7歳で競技を始め、2008年「全国高校選手権」で優勝。11年のプロテストに合格。15年から女子プロの大西葵の兄・大西翔太氏がコーチ兼キャディとなり、飛距離アップに成功。17年「ヨネックスレディス」でツアー初優勝。20年に選手の取りまとめ役となるプレーヤーズ委員長に就任。23年「大王製紙エリエールレディス」で5勝目。24年の11月には両足の種子骨を骨折し、25年は痛みと戦いながらのプレーを送りながらも、年間レースを37位で終えた。グリーン上のパフォーマンスに定評があり、その技術は女子ツアーでも一級品。教えを乞う選手も多い。
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